昭和の歌姫山口百恵の語り継がれる伝説

大阪梅田コマで百恵ちゃん祭り?!

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「百恵ちゃん祭り」が大阪に進出?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の恒例行事と言えば、東京新宿コマの百恵ちゃん祭り。
昭和50年から始まった「百恵ちゃん祭り」は毎年大盛況で、8月末には日本中の山口百恵ファンが新宿に駆けつけていた。

 

 

しかし、全ての百恵ファンが新宿コマに行けるわけではない。
夏休み中の学生ならともかく、仕事があるサラリーマンやOL、家事子育てがある主婦はそう簡単に上京できるものではないのだ。

 

 

 

    なんで東京だけやねん!!

 

 

 

 

 

 

大阪人が声を荒げた。
そうだ。
大阪人だって、百恵ちゃんが見たいのだ。

 

六甲おろしさながらの雄叫びが東京にも届いたのであろう。
新宿コマ限定で開催されていた「百恵ちゃん祭り」が、昭和53年1月、ついに大阪でも開催されることになったのだ。

 

 

 

 

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舞台は梅田コマ劇場。
1月28日、29日の二日間限定で、大阪人を招いての百恵ちゃん祭りが開かれた。

 

その内容は、前年度に新宿コマで開催された第3回百恵ちゃん祭りとほぼ同様。ミュージカル「蜘蛛の里」、ヒットパレード「百恵と共に」の2部構成。

 

 

 

 

 

「第3回百恵ちゃん祭り」はテレビ放映もされていたため、すでにテレビでその内容を見ているファンも多かったはずであるが、それでも大阪コマ劇場は砂漠に沸いた泉のごとく群衆が押し寄せていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、残念ながら大阪での百恵ちゃん祭りはこれが最初で最後の公演となった。

 

チケットは完売で大盛況であったにもかかわらず一度きりの公演となった大阪百恵ちゃん祭り。

 

なぜ、2回目がなかったのか、その理由は明らかにされていない。

 

 

 

 

だが、そこは推して知るべしだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和60年。
バース、掛布、岡田のクリーンアップで21年ぶりに阪神タイガースが優勝した。

 

 

その時、大量の大阪人が道頓堀に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

行方不明者も出た。

 

 

 

 

 

 

 

優勝から十数年後にメガホンが首にかかった遺体が発見された。

 

24年後にはカーネル・サンダースも川底から発見された。

 

 

 

 

 

 

それだけではない。

 

阪神とは全く無関係のタクシーが破壊されたり、御堂筋が占拠されたりと、無差別テロさながらの暴動が起こっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう

 

大阪は無法地帯なのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山口百恵の人気。
それは阪神の人気に勝るとも劣るものではない。

 

 

よもや百恵ちゃんを道頓堀に落とそうとする大阪人はいないだろうが、何ら無関係の罪なき小市民が川に落とされる可能性は否定できない。

 

大阪百恵ちゃん祭りでの尋常ではない熱狂ぶりから、その危険が感じ取られたのだろう。

 

 

 

 

利益よりも、人命を優先する

 

 

 

 

事務所はそのポリシーを貫いたのだ。

 

 

 

 


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