「泥だらけの純情」のあらすじ
山口百恵と三浦友和の共演映画第6弾「泥だらけの純情」
この映画のストーリーを簡単にお話しします。
外交官の令嬢の樺島真美（山口百恵）が女友達とドライブしていたところ、チンピラにからまれ、車を奪われて拉致されそうになっていた。
そこへたまたま通りかかったヤクザの高倉次郎（三浦友和）。
次郎は真美を助けるために、チンピラと闘った。
ナイフを取り出して次郎に襲いかかるチンピラ。
ナイフが次郎の腹に突き刺さる。
それでも、ナイフに刺されながらもチンピラを突き飛ばした次郎。
突き飛ばされたはずみで自らの胸にナイフがささってしまったチンピラ。
チンピラはその後死亡した。
次郎は一命を取り留めた。
ところが、次郎は死亡したチンピラの殺人の容疑をかけられ警察に逮捕されたのだ。
死亡したチンピラは暴力団塚田組の組員だった。
塚田組はあらゆる工作をして次郎を犯人に仕立て上げたのだ。
新聞で、次郎が逮捕されたことを知った真美。
真美はすぐに警察に行き、次郎が自分を助けるためにチンピラと争ったのであり、殺人ではないと証言した。
無実であることが明らかとなり釈放となった次郎。
証言のお礼に真美を食事に誘い、そしてもう二度と会うことはないだろうといって次郎は去っていった。
しかし、次郎は、そして真美も、互いに惹かれあっていたのだ・・・
ある日、真美は新宿で偶然に次郎に会った。
そして、自分の誕生パーティに出席してくれるよう、次郎に頼んだ。
ためらいながらもパーティーに出席した次郎。
しかし、そこはヤクザの次郎とは別世界の人間の集まりであった。
周りの人から白い目で見られる次郎。
さらに、真美の叔父（西村晃）が次郎を愚弄する。
次郎は耐えきれず、その場を去った。
次郎を忘れられない真美は、次郎を探して新宿の街を歩き続けた。
やっとのことで次郎を見つけた真美。
そこで真美は次郎に愛を打ち明けたのだ。
「次郎さん・・・」
「真美・・・！！」
ひしっ・・・
だが、組員が死亡した一件以来、塚田組は次郎の命を狙っていた。
塚田組のヤクザ達が、真美と一緒にいる次郎を発見した。
きらりと光るナイフが次郎に、そして真美に狙いを定めた。
二人に襲いかかるヤクザ。
ドヤドヤドヤッ！！
鋭いナイフが、真美に、そして次郎に突き刺さる。
ズブッ！！
「あっ・・・」
「うっ・・・！！」
「じ、じろう・・・」
「・・・」
「・・」
「・」
二人は夜明けの新宿スクランブル交差点の路上で、抱き合いながら死んでいった・・・。
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