「風立ちぬ」のあらすじ

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

「風立ちぬ」のあらすじ



山口百恵主演映画の第5弾が公開された。

 

今回の作品も従来通りの文芸シリーズ路線。

 

堀辰雄の名作「風立ちぬ」だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、「風立ちぬ」のストーリーを簡単に紹介しよう。

 

 

 

 

舞台は、太平洋戦争まっただ中の昭和17年の軽井沢。

 

初夏の軽井沢の別荘で一人の娘が病気療養のためにひっそりと過ごしていた。

 

娘の名前は水沢節子(山口百恵)。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日。

 

普段はひっそりとしていた水沢家の別荘に、多くの若者達が集い賑わっていた。

 

節子の父・水沢欣吾(芦田伸介)が別荘の近くに住む若者達を招き食事会を開いたのだ。

 

若者達は、療養中の節子を囲み、笑顔で語り合った。

 

高校生も結城達郎(三浦友和)も、その中の一人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところがその日の夜。
節子にお見合いの話が進んでいることがわかった。

 

そのことを知った達郎は胸を締め付けられる思いがした。
達郎は節子に恋心を抱いていたのだ。

 

 

 

しかし、節子は見合い話に乗り気ではなかった。
自分がお嫁に行った後の父の身の回りの世話のことが心配だったのだ。

 

 

節子のそんな思いを知った友人達は、節子の見合い話をぶち壊す策略を練り、見事に成功。お見合い話は破談となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数年が経った。

 

達郎は大学生になっていた。

 

そして、達郎と節子はお互いに惹かれあっていた。

 

 

 

 

 

節子に再び縁談の話が持ち上がってきた。

 

だが、すでに達郎を愛していた節子はこの縁談を断る気持ちを固めていた。

 

そんな節子の心を知った達郎は、節子との結婚を決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、日本の戦況は悪化していた。

 

そして、学徒兵として外地に向かった達郎の友人である大輔が戦死した。

 

そのことを知った達郎は、自分もやがて徴兵され、そして戦死するであろうと考え、節子との結婚は諦めた。

 

 

 

 

 

しかし、節子の病状は悪化していた。
節子は重い結核に冒されていたのだ。

 

 

 

節子は軽井沢の別荘から富士見のサナトリウムへと療養の場を移した。
そして、達郎も節子を看病するために、一緒に富士見に向かったのだ。

 

 

富士見での生活は単調な毎日であった。
しかし、節子と達郎にとっては、かけがえのない幸せな時間だった。

 

 

 

 

「風立ちぬ、いざ生きめやも」

 

 

 

 

 

達郎はつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

しかし、二人のそんな幸せな日々も長くは続かなかった。
達郎の出征が決まったのだ。

 

 

快方に向かっていた節子の容態も再び悪化してきた。

 

しかし、それでも二人は残された短い時間の中で、お互いの愛を確かめ合った。

 

 

 

 

 

 

 

やがて別れの日が来た。

 

 

「必ず生きて会おう。そして結婚しよう。」

 

 

そう約束して達郎は戦地に向かって行った。

 

 

 

 

だが、それから節子の病状は日増しに悪化する一方であった・・・・・

 

 

 

 

 

 

戦争は終わった。
達郎は生きて帰ってきた。

 

 

一年ぶりの富士見の療養所。
しかし、そこに節子はもういなかった・・・

 

 

 

 

 

 


☆ 今なら山口百恵の映画(14作品)を「U-NEXT」の無料トライアル(体験)で31日間視聴できます。(令和6年4月1日時点の情報)
パソコン、スマホ、テレビに対応しています。
⇒「U-NEXT無料トライアル


* 体験申し込み時に決済方法の選択(クレジットカード、キャリア決済、楽天ペイなど)は必要ですが、31日以内に解約すれば支払いはありません。完全無料です。とはいえ、U-NEXTは他の動画配信サービスよりも作品数が豊富なので、映画・ドラマ好きな方は体験期間終了後に本契約するのもいいと思います。なお、キャリア決済を選択される場合はスマホからの申し込みが必要です。
詳しくは⇒「無料トライアルの申し込み&解約方法


 このエントリーをはてなブックマークに追加 


関連ページ

山口百恵17歳の誕生日を祝う
山口百恵の17回目の誕生日。この日も百恵は仕事だった。普通なら友達や彼氏に誕生日を祝ってもらうはずの高校2年生の女の子。しかし、すでにトップスターであった百恵は仕事のイベントでスタッフに「お誕生会」をしてもらうのだった。
ゴールデンカップル解消?!山口百恵の相手役に南條豊が・・・
山口百恵の文芸シリーズ第4段が「エデンの海」に決まった。ところが百恵の相手役は三浦友和でなく、新人の南條豊と発表された。これまで全ての映画が百恵・友和のゴールデンカップルだっただけにファンの失望は大きかった。
「エデンの海」のあらすじ
映画「エデンの海」で主演・山口百恵の相手役に大抜擢された新人若手俳優の南條豊。しかし、三浦友和とのゴールデンカップルを期待していたファンからの評判は悪く、この映画の売り上げも山口百恵主演の作品の中で最悪だった。
赤いシリーズ¢3弾「赤い運命」での山口百恵の相手役も・・・
映画「エデンの海」に続き、ドラマ「赤い運命」でも山口百恵は三浦友和ではなく南條豊だった。ゴールデンカップルのファンは失望した。しかし、それでも「赤い運命」は高い視聴率をとった。山口百恵の人気とドラマのストーリーがファンを離さなかったのだ。
「赤い運命」のあらすじ
取り違えられて別々の父と暮らすことになった孤児院出身の直子(山口百恵)といずみ(秋野暢子)。殺人犯の娘となった直子と裕福な生活をするいずみ。父(三國連太郎)の粗暴な振舞いと極貧生活に耐え、父につくす直子。陰影ある百恵の演技が泣かせます。
山口百恵が念願の修学旅行に参加!
歌手、女優として多忙を極めていた山口百恵。芸能活動をしながらの高校生活は楽なものではなかった。それでも学校の友達とできるだけ同じように行動したいと願っていた百恵は仕事の合間を縫って高校3年時の修学旅行に途中参加するのであった。
山口百恵・三浦友和のゴールデンコンビ復活!
映画「風立ちぬ」で山口百恵と三浦友和のゴールデンカップルが復活した。前作「エデンの海」が不評(相手役が南条豊)だったことから、東宝としても従来通りのゴールデンコンビで再起をかけるしかなかったのだ。
第2回「百恵ちゃん祭り」開催!新宿コマ劇場舞台裏に三浦友和が!
東京新宿コマ劇場で第2回「「百恵ちゃん祭り」が開催された。歌のみならず踊りや芝居と普段見ることのできない山口百恵をファンは堪能できる。百恵ちゃん祭りは山口百恵が引退するまで継続され、夏の風物詩となったのだ。
中条静夫が山口百恵の父親に?!
赤いシリーズ第4弾「赤い衝撃」で山口百恵の恋人役として三浦友和が復活した。ところが、百恵の父親役に宇津井健でなく中条静夫が抜擢されたのだ。中条静夫演じる大山豪介。キャラが濃すぎる。完全に主役の山口百恵を食ってしまった。
「赤い衝撃」のあらすじ
天才ランナー大山友子(山口百恵)は若手刑事新田秀夫(三浦友和)に恋心を抱いていた。しかし、秀夫の売った銃弾が不幸にも友子の背中に当たり、友子は歩けない体になってしまった。赤いシリーズ第4弾「赤い衝撃」のストーリーは友子の苦悩を中心に展開されていきます。
谷崎文学「春琴抄」で山口百恵が難役に挑戦!
谷崎潤一郎原作の「春琴抄」。過去に田中絹代、京マチ子、山本富士子、渡辺督子といった大女優の主演で映画化されてきたが、その5作目として山口百恵の主演が決まった。相手役の佐助役には三浦友和。期待通りの大ヒット作となった。
山口百恵・三浦友和が耽美主義的ラブシーンに困惑?!
ゴールデンコンビと呼ばれ何度もキスシーンを演じてきた山口百恵と三浦友和。しかし、谷崎潤一郎作「春琴抄」でのラブシーンには百恵も戸惑った。しかし、百恵と友和は足をさする、爪を切るという谷崎の耽美主義を見事に演じ切ったのだ。
「春琴抄」のあらすじ
盲目の琴奏者春琴(山口百恵)と、春琴に仕える丁稚奉公の佐助(三浦友和)。春琴に虐げられながらも春琴を愛する佐助。火傷を負い顔を見られたくない春琴のために佐助は自らその目に針を刺し光を失った。マゾヒズムな愛の結晶だ。

13歳 14歳 15歳 16歳 17歳 18歳 19歳 20歳 21歳