「絶唱」のあらすじ

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「絶唱」のあらすじ



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昭和17年。

 

第2次世界大戦が勃発して間もない山陰のある農村。
この農村では封建制の因襲が未だ根強く残っていた。

 

 

 

この農村の大地主である園田家の長男順吉(三浦友和)。
大学生だった順吉には愛する女性がいた。
その女性の名は小雪(山口百恵)。
小雪は貧しい山番の娘だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

順吉は小雪との結婚を望んでいた。
しかし、順吉の父親である惣兵衛は身分が違う小雪との結婚は許さなかった。
そして惣兵衛は町の実業家の令嬢・美保子との結婚を強いるのだった。

 

 

 

 

順吉は親の決めた結婚を拒んだ。
そして順吉は旧家の名跡と財産を捨て、小雪と駆け落ちした。

 

 

 

 

 

 

 

 

順吉と小雪は日本海の荒波と砂丘にはさまれた小さな町で新しい生活を始めた。
順吉は肥くみ作業員、材木運びなど仕事をした。

 

生活は貧しかった。
それでも、順吉と小雪は幸せだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、二人の幸せは長くは続かなかった。
第2次世界大戦は激しくなっていた。
そして、順吉に召集令状がきたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

順吉が戦場に向かう前に二人はある約束をした。
それは小雪が好きな山の木挽歌を、どこにいても毎日、決めた時間に二人で唄うことを。

 

 

 

 

順吉が戦地に行った後、小雪の生活はますます苦しくなっていった。
そして小雪は結核に冒されてしまった。
それでも小雪は順吉と約束した山の木挽歌を歌いながら、順吉の帰りを待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて戦争が終わった。
復員が決まった順吉はすぐに小雪のもとへと帰った。

 

 

 

しかし、順吉が戻ったその日。
まさに、順吉が家に帰る直前。
小雪は死んでしまったのだ。

 

 

 

順吉は小雪の亡骸に真っ白な花嫁衣装を着せた。
そして順吉は小雪を抱いて、園田家へと向かった。

 

 

二人はようやく結婚式を挙げることが出来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚の宴で順吉は、二人で良く歌った木挽歌を口ずさんだ。
すると、順吉の耳には小雪が歌う木挽歌が聞こえてきたのだ・・・

 

 

 

 


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