昭和の歌姫山口百恵の語り継がれる伝説

「霧の旗」のあらすじ

「霧の旗」のあらすじ



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山口百恵主演映画「霧の旗」のストーリーをお話しします。

 

 

 

 

 

            「霧の旗

 

 

 

事件は北九州の片田舎で起こった。

 

きっかけは、些細なことだった。

 

 

小学校の教師を務める柳田正夫(関口宏)。
正夫は生徒たちから徴収した修学旅行の積立金を帰宅途中で落してしまった。
安月給の正夫は、落としてしまった積立金の立て替えができない。
途方に暮れた正夫は高利貸しの老婆から借金をしてしまった。

 

しかし、その後、正夫は利息の支払いすらできない苦境に陥った。

 

 

 

それからしばらくたったある日。

 

高利貸しの老婆が何者かに殺されるという事件が起こった。
老婆が殺害された直後に事件を知った正夫は「自分が怪しまれるのでは・・・」と不安になり、老婆の元へ行って自分名義の借用書を抜き取って逃げ帰った。

 

 

ところが、そのことが仇となった。

 

老婆殺害直後に借用書を持ち去ったことを警察につきとめられた柳田正夫は殺人の容疑者として逮捕されてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

正夫の妹の柳田桐子(山口百恵)は兄の無実を信じていた。
しかし、正夫についている国選弁護人は当てにならない。

 

そこで、敏腕弁護士として名が知れている東京の大塚欽三(三國連太郎)に正夫の刑事弁護人を依頼するために、桐子は北九州から上京した。

 

 

 

 

 

 

しかし、桐子に対する大塚弁護士の態度は冷酷だった。

 

大塚は桐子に高額な報酬を要求した。
だが、幼いころに両親を亡くし、貧しい生活を余儀なくされていた桐子には支払う資力がない。
報酬を払えないことを知ると、大塚は無慈悲に桐子の依頼を断った。

 

たまたま大塚弁護士の事務所に取材に来ていた雑誌記者・阿部啓一(三浦友和)は、大塚の高慢な態度に怒りを覚え、同時に桐子に対する同情の念を抱いた。

 

 

 

 

その後、柳田正夫は第一審で死刑判決を受けた。

 

そして控訴するも、正夫は獄中で死んでしまったのだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

桐子はたった一人の肉親である兄を失くしてしまった。
桐子の深い悲しみは、やがて大塚に対する激しい憎しみへと変わっていった。

 

 

 

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桐子は地元での仕事を辞め、再び上京した。

 

 

 

 

 

東京での勤め先は夜の銀座。
桐子はホステスとなり、大塚に対する復讐の機会を虎視眈々と窺っていたのだ。

 

 

 

ある日、啓一はたまたま桐子が務めるクラブに入った。
啓一の目に桐子の姿が映った。

 

 

 

 

 

しかし、そこにいたのは、必死に兄の弁護を大塚に懇願していた素朴で清楚な桐子とはまるで別人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて、大塚へ復讐するための千載一遇の機会が桐子に訪れた。

 

 

桐子の店の客であった杉浦という男が、マンションで殺害された。
殺人の容疑者としてレストラン経営者の河野径子(小山明子)が逮捕された。
河野径子は大塚弁護士の愛人だった。

 

 

 

 

 

径子は真犯人ではなかった。
そして、桐子も径子が犯人でないことは知っていた。
そして桐子は真犯人が殺害現場に落としていったライターを持っていた。

 

大塚は、径子の身の潔白を証明するため、真実を知っている桐子に証人になってくれるよう頼んだ。

 

しかし、それを拒否する桐子。

 

 

 

 

 

 

しつこく証人になることを懇願する大塚に対し、桐子は自宅マンションに来るように言った。そこで真犯人が落としていったライターを渡すと約束して・・・。

 

 

 

 

言われるがままに桐子の自宅マンションを訪れた大塚。
そこで桐子は大塚にお酒を飲ませた。
徐々に自制心を失っていく大塚。
そして、桐子の誘惑の手が伸びていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

柳田桐子は検察に一通の手紙を送った。
その手紙にはこう書かれてあった。

 

 

 

 

「大塚弁護士が自宅に押し掛け、証人になることを強要し、そして私を強姦した」

 

 

 

 

大塚は弁護士の地位を失った。
大塚は家族も失った。

 

 

柳田桐子の復讐は成功したのだ・・・

 

 

 


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