昭和54年1月17日この日は山口百恵の誕生日。それも20回目の。そうだ。日本の芸能界のトップに君臨し続けている山口百恵が、ようやく二十歳になったのだ。その存在感、佇まいからしてとうに成人しているものと思っていた人も多かっただろう。しかし、山口百恵はこの日やっと、大人の仲間入りをしたのだ。「麗しき二十...
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この御方を、どなたと心得る石立鉄男?無礼者!それはただのワカメらーめんのおっさんだ!ひかえおろう!こちらにおわすは脱がしの天才℃ツ山紀信大先生であらせられるぞ!男なら誰しもがこのお方のお世話になっているはずだ。それも1度や2度の事ではないだろう。あの宮沢りえも「宮沢りえ Santa Fe 」高岡早...
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1977年から1985年までの約8年にわたってフジテレビで放映され絶大なる人気を博していた「平岩弓枝ドラマシリーズ」このシリーズの一環としてオムニバス形式の「日本のおんなシリーズ」全6話が1979年4月から放映された。主役を演じるのはもちろん日本を代表する大物女優陣。まずは「夕顔の女」で若尾文子「下...
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平岩弓枝ドラマ「日本のおんなシリーズ」で豪華女優陣の仲間入りをして主演を演じることになった山口百恵。山口百恵が主演に抜擢されたドラマはオムニバスの「北国から来た女」そして百恵が演じるのは青森の孤児宮川あずさ≠「きなり「孤児」ということでまたもや不幸な女性の物語かと思いきや・・・身寄りもなく一人で生...
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普通のおばさん、いやいや主婦が山口百恵と三浦友和に囲まれる?東宝のドル箱に定着した百友映画<Sールデンコンビと呼ばれた山口百恵と三浦友和の共演映画は必ず大ヒットする。それが当時の映画界の常識であった。「伊豆の踊子」に始まった百友映画≠フほとんどは文芸作品の映画化。だが、東宝は新たな試みに臨んだ。...
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百友映画第10弾が昭和54年8月に公開された。タイトルは『ホワイト・ラブ -White Love』原案が素人の主婦・中川美知子さんが書き下ろしたシナリオという異色の作品だ。では、『ホワイト・ラブ -White Love』のストーリーを簡単にご紹介しましょう。主人公は山口百恵演じるスタイリストの上村忍...
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映画『ホワイト・ラブ』のロケ撮影でスペインに飛んだ山口百恵と三浦友和。限られた期間で撮影を終えなければならない二人のスケジュールは過密なものだった。だが、それでも山口百恵と三浦友和は、撮影の合間のわずかな時間を見つけては二人で観光や買い物を楽しんだという。山口百恵にとっては初めてのスペインだったが、...
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昭和54年8月23日第5回日本テレビ音楽祭が開催された。毎年夏に開催されるこの歌謡賞レースには、その年にヒット曲を飛ばした蒼々たる歌手が一斉に出場する。第5回目となる日本テレビ音楽祭の出場歌手もまさに豪華そのものだった。郷ひろみ 「いつも心に太陽を」小林幸子 「おもいで酒」西城秀樹 ...
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昭和54年8月25日 夏の恒例行事となっていた「百恵ちゃん祭り」の第5回目が新宿コマ劇場で開催された。この年の百恵ちゃん祭りも8月31日の千秋楽まで1週間連続で公演される長丁場であり、例年にも増して百恵の熱の入れようは凄まじかった。直前期は連日深夜まで稽古に励んでいたという。舞台は例年同様にミュージ...
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昭和54年10月1日と2日東京日比谷の帝国劇場にて山口百恵のリサイタルが開かれた。それは山口百恵にとっての、初めての歌だけによるリサイタルだった。リサイタルの名は「愛が詩にかわる時」このタイトル名は山口百恵自身が考えたものだという。 「愛が詩にかわる時」当時のアイドルのリサイタルはカバー曲を...
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1979年10月19日ついに歴史は動いた・・・事件発生前日の10月18日。その日の関東地方は季節外れの台風に襲われていた。男は風邪をこじらせ、自宅で寝込んでいた。男の家には一人の女性がいた。そう。病床の男を看病するために。夜が明けた東京。嵐は過ぎ去り、町は静けさを取り戻していた。男と女は、その日も家...
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昭和54年10月20日それは、フリーカメラマン福田文昭にスクープ写真を撮られた翌日のことだった。山口百恵は大阪の厚生年金ホールでリサイタルを開いていた。 「愛が詩にかわる時」昼の部と同様に夜の部の公演でも山口百恵は予定通りに5曲目の「横須賀サンセット・サンライズ」を歌った。その直後の出来事だ...
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昭和54年11月8日山口百恵の突然の恋人宣言≠ナ日本列島が興奮冷めやらぬ中百恵・友和コンビの第十一作目の映画『天使を誘惑』の撮影が始まった。「天使を誘惑」百恵・友和ゴールデンコンビの映画といえば、ただでさえ日本中から注目されていたが、恋人宣言≠ナ百恵と友和の恋愛関係が公にされたことでこれまで以上...
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昭和54年12月22日 山口百恵と三浦友和の主演コンビの11作目である映画が公開された。そして、それは恋人宣言≠フ後の初めての百恵・友和の映画であった。映画のタイトルは『天使を誘惑』では「天使を誘惑」のストーリーを簡単にご紹介しましょう。上杉浩平(三浦友和)は東京で翻訳の下請けなどで生計を立ててい...
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山口百恵と三浦友和は年末から正月にかけてハワイで過ごす。これは昭和49年からの恒例行事になっていた。山口百恵と三浦友和がコンビで出演していたグリコのコマーシャルを撮影するためだ。昭和54年の年末山口百恵と三浦友和は5回目のハワイに出かけた。しかし、今回のハワイはこれまでのハワイとは意味合いが違った。...
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