昭和の歌姫山口百恵の語り継がれる伝説

百恵が高校の授業をボイコット?

百恵が高校の授業をボイコット?



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希望通りの高校に進学できた山口百恵。
しかし、歌手として人気が爆発した山口百恵の仕事と学業の両立は想像以上に厳しいものだった。

 

 

 

 

 

 

桜田淳子ら他の高校生タレントもそうだったが、百恵が眠りに就ける時間は遅く、それでも朝の8時半には学校に行かなければならない。
そして、学校の授業が終わるとすぐに歌のレッスンに通う。
そして、夜はテレビの歌番組の収録やドラマの撮影。
毎日がこんなスケジュールだ。
いくら若くても疲れないはずがない。

 

 

 

 

 

 

 

そんな風に、普通の高校生とは全く違った生活を送っていた百恵だったが、それでも百恵は学校で人気タレント≠ニしての特別扱いを受けることを望まなかった。

 

だから、どんなにつらくても朝は時間通りに登校し、宿題も提出し、試験勉強にも真剣に取り組んでいた。

 

 

 

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ところが、高校でこんな出来事があったという。

 

それは、基本簿記の授業中のことだった。

 

 

 

「ウチの娘がキミのファンでね、サインが欲しいんだよ」

 

 

 

 

 

百恵は耳を疑った。
授業の担当教師が授業中に百恵に近づいてきて、そう言ったのだ。

 

 

 

 

 

そして、次の基本簿記の時間。

 

 

 

「へー、キミ、かわいい時計をしているね」

 

 

 

また、同じ教師が、今度は百恵の腕時計を見ながらそう言ったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校のクラスメートとは、一緒に遊ぶ時間もなくそれほど親しくはなれなかったが、それでもほとんどの生徒は百恵のことを特別扱いすることはなかった。

 

それにもかかわらず、大人である教師が、一生徒である百恵に対してそんな言葉を投げかけるのだ。

 

 

 

百恵は心の底から怒りを感じた。

 

 

 

百恵はそれ以降、基本簿記の授業を卒業するまでボイコットし続けた。
百恵の成績業の「簿記」の欄には「番外」と朱筆で記されていたという。

 

 

 

 

 

仕事は仕事。
学校は学校。

 

 

百恵は、高校生として普通に学業に励み、友達との友情を育みたかったのだ。

 

 

だから百恵は、一緒に遊ぶ時間は少なくとも、自分を特別扱いしない友人達を心から大切に思っていたという。

 

 

 

 


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